山岡義典先生の古希と、来春の法政大学退職を記念する講演と祝賀会が開催されました。発起人の一人として名前を連ねていたのですが、実質的には力になれず、ただただ会を楽しんでしまいました。藤澤さんをはじめ、発起人のみなさまにはあらためて感謝申し上げます。ありがとうございました。
先生の記念講演は「市民セクターの将来展望ー3.11と改正NPO法は何をもたらすか」をテーマに、東日本大震災以降の市民セクターのあり方を示す興味深い内容でした。先生は3.11以降、市民セクターは第2ステージに入り、セクター全体の安定性と信頼性を強固にする段階であると定義しています。研究者として、今後の市民セクターの動向を注意深く追っていきたいと思います。
祝賀会はいろいろな趣向が凝らされ、楽しくもあたたかい宴でした。また参加者には記念冊子と先生からのプレゼントが手渡され、思い出に残る一日となりました。
以下、参考文献です。
山岡義典 2011「社会福祉における市民セクターの意義と課題ー3.11と改正NPO法を見据えてー」『社会福祉研究第112号』 財団法人鉄道弘済会
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